2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

秋の末つ方 いともの心細くて嘆きたまふ 月のをかしき夜 忍びたる所にからうして思ひ立ちたまへるを 時雨めいて ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

おはする所は六条京極わたりにて 内裏よりなれば すこしほど遠き心地するに 荒れたる家の木立いともの古りて木暗 ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

例の御供に離れぬ惟光なむ 故按察使大納言の家にはべりて もののたよりにとぶらひてはべりしかば かの尼上 いた ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

あはれのことや とぶらふべかりけるを などか さなむとものせざりし 入りて消息せよ とのたまへば 人入れて案 ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

わざとかう立ち寄りたまへることと言はせたれば 入りて かく御とぶらひになむおはしましたる と言ふに おどろき ...