七月になりてぞ参り 若紫09章19
原文 読み 意味
七月になりてぞ参りたまひける めづらしうあはれにて いとどしき御思ひのほど限りなし すこしふくらかになりたま ...
例の明け暮れこなた 若紫09章20
原文 読み 意味
例の 明け暮れ こなたにのみおはしまして 御遊びもやうやうをかしき空なれば 源氏の君も暇なく召しまつはしつつ ...
いみじうつつみたま 若紫09章21
原文 読み 意味
いみじうつつみたまへど 忍びがたき気色の漏り出づる折々 宮も さすがなる事どもを多く思し続けけり
かの山寺の人はよろ 若紫10章01
原文 読み 意味
かの山寺の人は よろしくなりて出でたまひにけり 京の御住処尋ねて 時々の御消息などあり
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同じさまにのみある 若紫10章02
原文 読み 意味
同じさまにのみあるも道理なるうちに この月ごろは ありしにまさる物思ひに 異事なくて過ぎゆく
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