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04 夕顔15章
かやうのくだくだし/夕顔15-05
原文 読み 意味 かやうのくだくだしきことは あながちに隠ろへ忍びたまひしもいとほしくて みな漏らしとどめたるを など 帝の御子ならむからに 見む人さへ かたほならずものほめがちなる と 作りごとめきてとりなす人 ものしたまひければなむ ... -
05 若紫16章
瘧病にわづらひたま/若紫01-01
原文 読み 意味 瘧病にわづらひたまひて よろづにまじなひ加持など参らせたまへど しるしなくて あまたたびおこりたまひければ ある人 北山になむ なにがし寺といふ所に かしこき行ひ人はべる 去年の夏も世におこりて 人びとまじなひわづらひし... -
05 若紫16章
やや深う入る所なり/若紫01-02
原文 読み 意味 やや深う入る所なりけり 三月のつごもりなれば 京の花盛りはみな過ぎにけり 山の桜はまだ盛りにて 入りもておはするままに 霞のたたずまひもをかしう見ゆれば かかるありさまもならひたまはず 所狭き御身にて めづらしう思されけ... -
05 若紫16章
寺のさまもいとあは/若紫01-03
原文 読み 意味 寺のさまもいとあはれなり 峰高く 深き巖屋の中にぞ 聖入りゐたりける 05003/難易度:☆☆☆ てら/の/さま/も/いと/あはれ/なり みね/たかく ふかき/いはや/の/なか/に/ぞ ひじり/いり/ゐ/たり/ける 寺のたたずまいもまたしみじみと... -
05 若紫16章
登りたまひて誰とも/若紫01-04
原文 読み 意味 登りたまひて 誰とも知らせたまはず いといたうやつれたまへれど しるき御さまなれば あな かしこや 一日 召しはべりしにやおはしますらむ 今は この世のことを思ひたまへねば 験方の行ひも捨て忘れてはべるを いかで かうお...