おも・おぼ・思– tax –
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わかみやのおほむこひしさのみおもほしいでつつ 若宮の御恋しさのみ思ほし出でつつ わかみやのおほむこいしさのみおもほしいでつつ 思ほし出づ 01-049
「若宮を恋しく思ほし出でつつ」と同義であろう。前の「一の宮」に合わせて名詞句にしたものと考えられる。 一の宮を見たてまつらせたまふにも 若宮の御恋しさのみ思ほし出でつつ 親しき女房御乳母などを遣はしつつ ありさまを聞こし召す 帝は第一皇子... -
ひとのおほむおぼえ 人の御覚え 人の御おぼえ 01-048
「人」は桐壺更衣、「の」は目的格。桐壺更衣に対する帝の寵愛。 亡きあとまで 人の胸あくまじかりける人の 御おぼえかなとぞ 弘徽殿などには なほ許しなうのたまひける 亡き後まで心晴れ晴れとさせてはおかぬご寵愛だことなどと、弘徽殿などは死後も... -
ものおもひしりたまふ ものおもいしりたまう もの思ひ知りたまふ もの思い知り給う 01-043
「ものの心知りたまふ人/01-023」が「ものの本質を見抜く力がある人」即ち、政治の中枢で活躍している公卿たちであったが、ここはそれとは別で、ものごとを感情に左右されずに理解できる人たち。この「もの」は客観的事実で、本来人の情に左右されないはず... -
さはおもひつかし さはおもいつかし さは思ひつかし さは思いつかし 01-039
「そんなことだろうと思っていた」は、母の言葉が心と乖離していることを知っていたとの意味であり、小馬鹿にしているわけではない。「きっとそうなる(落馬する)と案じた」との解釈は預言者でもなければ意味をなさない。 むなしき御骸を見る見る なほお... -
なにごとかあらむともおぼしたらず なにごとかあらんともおぼしたらず 何事かあらむとも思したらず 何事かあらんとも思したらず 01-037
父の目が利く宮中を出て母の実家で暮らすことになるが、後ろ盾のない光の君に待ち受けている将来不安を何も感じないこと。「む」はこれからの出来事。これを無視して、母の死について何も理解しないは大間違い。 何事かあらむとも思したらず さぶらふ人び...