C:機能語・文法説明中心語– tax –
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いふかたなくおもほさる いうかたなくおもおさる 言ふ方なく思ほさる 言う方なく思おさる 01-027
「形容詞の連用形+思う」の形。形容詞は思うの内容。言い様がないと思われた。「る」は自発。 限りあれば さのみもえ留めさせたまはず 御覧じだに送らぬおぼつかなさを 言ふ方なく思ほさる 決まりがあることなので、そう留め置くこともおできになれず... -
さらに…ず 01-024
全否定で、全く取り合わない、と解釈するのが通例である。しかし、言葉は自在に使われるのであって、いつもルール通りにはいかない。原義に立って考えたい。肯定文の「さらに」は従来の上にさらに加えての意味だから、それを否定したとすれば、従来同様、... -
え…ず 01-022
決して…できない。 それにつけても世の誹りのみ多かれど この御子のおよすげもておはする御容貌心ばへ ありがたくめづらしきまで見えたまふを え嫉みあへたまはず そうした帝のなされようにつけても世間では逆順のそしりばかりが聞かれましたが、この御... -
おほかり おおかり 多かり おほし おおし 多し 01-018
和文系の文章では「多かり」が通常の終止形、「多し」は漢文系の文章で用いる。形容詞の「多し」だけは補助活用が助動詞と接続せず、本活用として使われる。「多くあり」の縮約と考えてもよい。 またある時には え避らぬ馬道の戸を鎖しこめ こなたかなた... -
…しつつ 01-017
「つつ」は繰り返された行為を表す。 参う上りたまふにも あまりうちしきる折々は 打橋渡殿のここかしこの道に あやしきわざをしつつ 御送り迎への人の衣の裾 堪へがたくまさなきこともあり 更衣から帝のもとへ参上なさる場合にも、あまりたび重なる...