2021-05-12

06suetsumuhana
原文 読み 意味

橘の木の埋もれたる 御随身召して払はせたまふ うらやみ顔に 松の木のおのれ起きかへりて さとこぼるる雪も 名 ...

2021-05-12

06suetsumuhana
原文 読み 意味

御車出づべき門は まだ開けざりければ 鍵の預かり尋ね出でたれば 翁のいといみじきぞ出で来たる 娘にや 孫にや ...

2021-05-14

06suetsumuhana
原文 読み 意味

 降りにける頭の雪を見る人も劣らず濡らす朝の袖かな
幼き者は形蔽れず とうち誦じたまひても 鼻の色に ...

2021-05-13

06suetsumuhana
原文 読み 意味

頭中将に これを見せたらむ時 いかなることをよそへ言はむ 常にうかがひ来れば 今見つけられなむ と 術なう思 ...

2021-05-13

06suetsumuhana
原文 読み 意味

世の常なるほどの 異なることなさならば 思ひ捨てても止みぬべきを さだかに見たまひて後は なかなかあはれにい ...