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06 末摘花11章
御車出づべき門はま/末摘花08-18
原文 読み 意味 御車出づべき門は まだ開けざりければ 鍵の預かり尋ね出でたれば 翁のいといみじきぞ出で来たる 娘にや 孫にや はしたなる大きさの女の 衣は雪にあひて煤けまどひ 寒しと思へるけしき 深うて あやしきものに火をただほのかに入... -
06 末摘花11章
降りにける頭の雪/末摘花08-19
原文 読み 意味 降りにける頭の雪を見る人も劣らず濡らす朝の袖かな幼き者は形蔽れず とうち誦じたまひても 鼻の色に出でて いと寒しと見えつる御面影 ふと思ひ出でられて ほほ笑まれたまふ 06125/難易度:☆☆☆ ふり/に/ける/かしら/の/ゆき/を... -
06 末摘花11章
頭中将にこれを見せ/末摘花08-20
原文 読み 意味 頭中将に これを見せたらむ時 いかなることをよそへ言はむ 常にうかがひ来れば 今見つけられなむ と 術なう思す 06126/難易度:☆☆☆ とうのちゆうじやう/に これ/を/みせ/たら/む/とき いか/なる/こと/を/よそへ/いは/む つねに... -
06 末摘花11章
世の常なるほどの異/末摘花08-21
原文 読み 意味 世の常なるほどの 異なることなさならば 思ひ捨てても止みぬべきを さだかに見たまひて後は なかなかあはれにいみじくて まめやかなるさまに 常に訪れたまふ 06127/難易度:☆☆☆ よ/の/つね/なる/ほど/の ことなる/こと/なさ/なら... -
06 末摘花11章
黒貂の皮ならぬ絹綾/末摘花08-22
原文 読み 意味 黒貂の皮ならぬ 絹 綾 綿など 老い人どもの着るべきもののたぐひ かの翁のためまで 上下思しやりてたてまつりたまふ 06128/難易度:☆☆☆ ふるき/の/かは/なら/ぬ きぬ あや わた/など おイびと-ども/の/きる/べき/もの/の/たぐ...