若き人二三人あるは 末摘花05章10
原文 読み 意味
若き人 二 三人あるは 世にめでられたまふ御ありさまを ゆかしきものに思ひきこえて 心げさうしあへり よろし ...
男はいと尽きせぬ御 末摘花05章11
原文 読み 意味
男は いと尽きせぬ御さまを うち忍び用意したまへる御けはひ いみじうなまめきて 見知らむ人にこそ見せめ 栄え ...
わが常に責められた 末摘花05章12
原文 読み 意味
わが常に責められたてまつる罪さりごとに 心苦しき人の御もの思ひや出でこむ など やすからず思ひゐたり ...
君は人の御ほどを思 末摘花05章13
原文 読み 意味
君は 人の御ほどを思せば されくつがへる今様のよしばみよりは こよなう奥ゆかしう と思さるるに いたうそその ...
年ごろ思ひわたるさ 末摘花05章14
原文 読み 意味
年ごろ思ひわたるさまなど いとよくのたまひつづくれど まして近き御答へは絶えてなし わりなのわざや と うち ...