2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

いと かたはらいたきわざかな ものの音澄むべき夜のさまにもはべらざめるに と聞こゆれど なほ あなたにわたり ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

よき折かな と思ひて 御琴の音 いかにまさりはべらむと 思ひたまへらるる夜のけしきに 誘はれはべりてなむ 心 ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

ほのかに掻き鳴らしたまふ をかしう聞こゆ 何ばかり深き手ならねど ものの音がらの筋ことなるものなれば 聞きに ...

2021-05-11

06suetsumuhana
原文 読み 意味

命婦 かどある者にて いたう耳ならさせたてまつらじ と思ひければ 曇りがちにはべるめり 客人の来むとはべりつ ...

2021-05-11

06suetsumuhana
原文 読み 意味

同じくは け近きほどの立ち聞きせさせよ とのたまへど 心にくくて と思へば いでや いとかすかなるありさまに ...