2021-05-10

05wakamurasaki
原文 読み 意味

君は 男君のおはせずなどして さうざうしき夕暮などばかりぞ 尼君を恋ひきこえたまひて うち泣きなどしたまへど ...

2021-05-10

05wakamurasaki
原文 読み 意味

ものよりおはすれば まづ出でむかひて あはれにうち語らひ 御懐に入りゐて いささか疎く恥づかしとも思ひたらず ...

2021-05-10

05wakamurasaki
原文 読み 意味

さかしら心あり 何くれとむつかしき筋になりぬれば わが心地もすこし違ふふしも出で来やと 心おかれ 人も恨みが ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

思へどもなほ飽かざりし夕顔の露に後れし心地を 年月経れど 思し忘れず ここもかしこも うちとけぬ限りの 気色 ...

2021-05-10

06suetsumuhana
原文 読み 意味

いかで ことことしきおぼえはなく いとらうたげならむ人の つつましきことなからむ 見つけてしがなと こりずま ...