よ・世– tax –
-
おほかたのよ おほかたの世 おおかたのよ おおかたの世 大方の世 02-048
世間一般の男女の関係。一夫一婦制が確立する以前の状況である点に留意したい。 おほかたの世につけて見るには咎なきも わがものとうち頼むべきを選らむに 多かる中にもえなむ思ひ定むまじかりける (頭中将)普通のつきあいをする分には難がなくても、... -
いでやかみのしなとおもふだにかたげなるよを いでや上の品と思ふだにかたげなる世を かたげなり かたげ 02-045
理想の女性が「かたげなる(めったにいない)」と通例解釈されている。しかし、左馬頭の発言は理想の女性についてではない。「いでや」は議論に対して、そんなことはないとの反論。結局、左馬頭の話の論点をつかめ切れていないことからくるこしらえ訳にな... -
ときよの 時世の 02-038
「現在の」で「元の」と対比する。 元の品 時世のおぼえうち合ひ やむごとなきあたりの内々のもてなしけはひ後れたらむは さらにも言はず 何をしてかく生ひ出でけむと 言ふかひなくおぼゆべし (頭中将)祖先の血筋がよく今の世の評判もそれに見合う... -
よのひとのおもへること 世人の思へること よのひとのおもえること 世人の思えること 02-032
世間の評価。 なり上れどももとよりさるべき筋ならぬは 世人の思へることも さは言へどなほことなり (頭中将)官位が上がっても本来それにふさわしい血筋でない場合は、世間の人の腹の中も、口ではちやほやしようとやはり別なのです。 02-032 なり上れ... -
よのすきもの 世のすき者 世の好き者 02-030
世に知られた風流人。 世の好き者にて物よく言ひとほれるを 中将待ちとりて この品々をわきまへ定め争ふ 世に名高い遊び人で目から鼻に抜ける論客なので、頭中将は待ってましたと座に取りこみこの品定めを決着させようと議論をたたかわせる。 02-030 世...