いづ・いで・出

公の場で映える。

常はすこしそばそばしく心づきなき人の　をりふしにつけて出でばえするやうもありかしなど　

なにげなくやって見せる。

父の年老い　ものむつかしげに太りすぎ　兄の顔憎げに　思ひやりことなることなき閨

意気込んでスタートすること。

宮仕へに出で立ちて　思ひかけぬ幸ひとり出づる例ども多かりかし　など言へば

手紙の上手な人を決める選択と解釈されているが、ナンセンスである。頭中将の発言のテーマは、（妻として）非の打ち所のない女は探し ...

「生ひ出づ」（成長する、具体的には帝の夫人たる年齢に達していること）＋「させたまふ」（最高敬語）＋「けり」