ひと・人– tax –
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みるひとから 見る人から 02-077
男の世話をする人、すなわち妻次第で。 多くは わが心も見る人からをさまりもすべし (左馬頭)多くの場合、われわれ男どもの浮気心も妻の出方次第でおさまったりするものです。 02-077 多くは わが心も見 -
われもひとも 我も人も 02-074
夫である私も、「あひ知れる人/02-070」も。 絶えぬ宿世浅からで 尼にもなさで尋ね取りたらむも やがてあひ添ひて とあらむ折もかからむきざみをも 見過ぐしたらむ仲こそ契り深くあはれならめ 我も人もうしろめたく心おかれじやは (左馬頭)切っても... -
ひとのこころ 人の心 02-067
人の情、夫婦の情愛。 心ざし深からむ男をおきて 見る目の前につらきことありとも 人の心を見知らぬやうに逃げ隠れて 人をまどはし心を見むとするほどに 長き世のもの思ひになる いとあぢきなきことなり (左馬頭)愛情深い夫を捨ておき、当面浮気な... -
おもひとまるひと 思ひとまる人 おもいとまるひと 思いとまる人 02-053
「棄てるのを思いとどまる」の意味で解釈されているようだが、思ひ(愛情)が他の女性に移らない、とどまっている。先に出た「心とまる/02-042」が愛情がわく意であったように、「とまる」はじっとしている、そこに根付くの意味。 かならずしもわが思ふに... -
ことひとのいはむやうに 異人の言はむやうに ことひとのいわんように 異人の言わんように 02-037
別人が言うように、すなわち普段の光源氏ではない言い方の意味ではない。他人事(ひとごと)のように言う。結婚相手を探すという男性にとって最大の関心事を話しているのに、まじめに会話に加わろうとせず、外から物を言うような口ぶり(「ななり」に端的...