A:解釈を決定づける基幹語– tax –
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まかでさせたまふ 罷でさせたまふ まかでさせたまう 罷でさせたまう 罷でさせ給ふ まかる まかづ 罷る 罷づ 01-166
主語を源氏の君とする説がある。源氏の君に対して最高敬語はありえないので「させ」は使役となり、帝が行くように仕向けと解釈する以外にないかが前後の文脈から補足しておく。「もののつつましきほどにて/01-156」とあり、ひどく恥じらっていたとする描写... -
あやしきこと あやし 02-118
おそらく猥談であろう。 いづ方により果つともなく 果て果てはあやしきことどもになりて 明かしたまひつ どちらの方向に議論が行き着くというでもなく、とうとうしまいは猥談などになって夜を明かしてしまわれた。 -
あはせ あわせ あはす 合はす 合わす 02-117
これにかけて歌を詠めという申し入れ「営み」に加え、歌を「詠み出たる」こと。辛い目に合わせるの意味ではない。先ず根や菊の露だけ贈られてくる。歌を詠めという女の意図はわかるが、多忙で歌を考える暇がない。そのうち、わたしはこんな風に思いました... -
よのだうり 世の道理 02-115
男女の情理。要するに、男は外で浮気をするものだという理解。ただし、このことを頭で理解しているからといって、腹が立たないわけではない。プライドの高いだけに、それを口にできないので、かっかかっかと内部では火がおこっているのだ。極熱の草薬は内... -
ねざめのかたらひ 寝覚の語らひ ねざめのかたらい 寝覚の語らい 02-114
「語らひ」は情を交わす、むつびあう。起き抜けでまだ寝具を羽織って、ぼんやり夕べの情事を思い出しながら愛を語りあう、そういう時にも。 いとあはれに思ひ後見 寝覚の語らひにも 身の才つき 朝廷に仕うまつるべき道々しきことを教へて いときよげに...