飽かず口惜しと言ふ 若紫06章18
原文 読み 意味
飽かず口惜しと 言ふかひなき法師 童べも 涙を落としあへり まして 内には 年老いたる尼君たちなど まださら ...
僧都もあはれ何の契 若紫06章19
原文 読み 意味
僧都も あはれ 何の契りにて かかる御さまながら いとむつかしき日本の末の世に生まれたまへらむと見るに いと ...
この若君幼な心地に 若紫06章20
原文 読み 意味
この若君 幼な心地に めでたき人かな と見たまひて 宮の御ありさまよりも まさりたまへるかな などのたまふ
さらばかの人の御子 若紫06章21
原文 読み 意味
さらば かの人の御子になりておはしませよ と聞こゆれば うちうなづきて いとようありなむ と思したり ...
雛遊びにも絵描いた 若紫06章22
原文 読み 意味
雛遊びにも 絵描いたまふにも 源氏の君 と作り出でて きよらなる衣着せ かしづきたまふ
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