2021-05-15

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藤壺が桐壺更衣に似ている。

慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずらひに思さるるだにいとかたき世かな

2021-05-15

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桐壺更衣と比較するに足る。「思さる」は帝自身の自敬表現。「る」は自発。

慰むやとさるべき人びと参らせたま

2021-05-15

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心の中で思い定める。存続をあらわす「たり」と接続しているので、「思しおきつ」は動作でなく状態を表す。よって、以前から心に決し ...

2021-05-15

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いとどこの世のものならず清らにおよすげたまへれば、いとゆゆしう思したり(これまでにもまして、この世のものならず、輝きを放つば ...

2021-05-15

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死の原因を説明している箇所。母君の死は、娘の更衣の死をひたすら悲観して亡くなったもので、若宮が皇太子になれなかったこととは因 ...