き・け・げ・気– tax –
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うめきたるけしきもはづかしげなれば うめきたる気色も恥づかしげなれば うめく 恥ずかしげなり はずかしげなり 02-022
女性体験ではさして変わらぬ光源氏と頭中将であるが、その性格からさも自分は経験豊かであるかのように得意気に語る頭中将を光源氏は面白がっているのであって、その語る話に特別な関心があるわけではない[補02-002]参照。 見る人 後れたる方をば言ひ隠... -
にげなく 似げなく にげなし 似げなし 01-169
似つかわしくない。光源氏が藤壺の宮に母のイメージを投影することに関しては「(かよひて見えたまふも)似げなからずなむ(あなたが母に見えるのも、無理からぬことで)/01-138」とあり、それぞれの関係性は対照的である。 女君はすこし過ぐしたまへるほ... -
けしきばみきこえたまふ 気色ばみきこえたまふ 気色ばみ聞こえたまふ けしきばみきこえたまう 気色ばみきこえたまう 気色ばみ聞こえたまう 01-156
「きこえ」は「気色ばむ」の補助動詞とし、それとなくほのめかすほどの意味と解釈されている。しかし、左大臣にとって光源氏を婿にとることは家の大事であって、ほのめかす話題ではない。はっきりと伝えねばならないことだ。若い光源氏ばかりか政治の重責... -
うちにもみけしきたまはらせたまへりけれ 内裏にも御けしき賜はらせたまへりけれ うちにもみけしきたまわらせたまえりけれ 内裏にも御けしき賜わらせたまえりけれ 01-154
「御けしき」は帝の承諾。「賜はらせたまへ」は「賜う」(帝が臣下に与えるの尊敬語)+「る」(受身)+「す」(使役)+「たまふ」(使役を働きかけた者への敬意)。帝から内諾を与えてもらえるように、右大臣が働きかけをなさったとの意味。東宮からの... -
みけしき 御けしき み気色 御気色 01-153
入内させよとの要請。 引入の大臣の皇女腹に ただ一人かしづきたまふ御女 春宮よりも御けしきあるを 思しわづらふことありける この君に奉らむの御心なりけり 引入れの大臣には皇女との間にただ一人慈しんでおられる愛娘がいて、東宮からもご所望があ...