き・け・げ・気– tax –
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なつかしうらうたげなりしをおぼしいづるに なつかしうらうたげなりしを思し出づるに なつかしうろうたげなりしを思し出づるに 01-093
親しみやすく愛らしい様子を思い出されるにつけ。「なつかしう」は心が近づきやすい。「らうたげ」は可憐な。 大液芙蓉未央柳も げに通ひたりし容貌を 唐めいたる装ひはうるはしうこそありけめ なつかしうらうたげなりしを思し出づるに 花鳥の色にも音... -
ひとげなき 人げなき 人気なき ひとげなし 人げなし 人気なし 01-070
人並み以下の。 はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは なかなかなるべきことと思ひたまへながら ただかの遺言を違へじ とばかりに出だし立てはべりしを 身に余るまでの御心ざしのよろづにかたじけなきに 人げなき恥を隠しつつ交じらひたまふめりつ... -
きこえまほしげなること 聞こえまほしげなること 聞こえまほしげなる事 01-032
二つの解釈が可能である。「息の絶えつつ」の前で文を切る場合(女から母に戻る解釈):光の君の後見をくれぐれもお願いすること。「息の絶えつつ」の前で切らない場合:(女のままの意識):お約束を守れず申し訳ございませんという帝への別れの挨拶。し... -
われかのけしき 我かの気色 01-028
我か人かわからないとのことで、意識がうつろになっている状態。魂が抜けだそうとしているのだ。 いとにほひやかにうつくしげなる人の いたう面痩せて いとあはれとものを思ひしみながら 言に出でても聞こえやらず あるかなきかに消え入りつつものした... -
こころぼそげなり 心細げなり 心細気なり 01-006
後見がいないことからくる将来不安 父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち具しさしあたりて世のおぼえはなやかなる御方がたにもいたう劣らず なにごとの儀式をももてなしたまひけれど とりたててはかばかしき後見しな...