D:古典一般に見られる語彙– tax –
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くちをしく 口惜しく くちおしく くちをし 口惜し くちおし 02-063
期待に反したときの感想。 いと口惜しくねぢけがましきおぼえだになくは ただひとへにものまめやかに静かなる心のおもむきならむよるべをぞ つひの頼み所には思ひおくべかりける (頭中将)ひどく後悔するほど性根のねじけた感じさえなければ、ただもう... -
よらじ 因らじ 依らじ 02-062
女性を選ぶ基準にしない。因らない。 今はただ 品にもよらじ 容貌をばさらにも言はじ (頭中将)今はただもう、家柄にもよるまい、容姿などなおさら問うまい。 02-062 今はただ 品にもよ -
しな 品 02-062
階級。雨夜の品定は、もともと「中の品/02-027」と発言した頭中将の言葉を、「その品々やいかに。いづれを三つの品に置きてか分くべき/02-029」と光源氏が受けたことから議論が始まっている。従って、頭中将のこの時点での結論がこの発言に集約されている... -
さだめかねて 定めかねて 02-061
「中将待ちとりて、この品々をわきまへ定め争ふ/02-030」を受ける。 常はすこしそばそばしく心づきなき人の をりふしにつけて出でばえするやうもありかしなど 隈なきもの言ひも 定めかねていたくうち嘆く (左馬頭)普段はすこしすげすげしてて人好きし... -
くまなきものいひ 隈なきもの言ひ くまなきものいい 隈なきもの言い 02-061
先に、頭中将の発言に対しては「隈なげなる気色」とあった。「げ」には似て非なるのニュアンスがある。ここは明快な論説であることを意味する。 常はすこしそばそばしく心づきなき人の をりふしにつけて出でばえするやうもありかしなど 隈なきもの言ひも...