しな 02-062
階級。雨夜の品定は、もともと「中の品/02-027」と発言した頭中将の言葉を、「その品々やいかに。いづれを三つの品に置きてか分くべき/02-029」と光源氏が受けたことから議論が始まっている。従って、頭中将のこの時点での結論がこの発言に集約されていると考えられる。
今はただ 品にもよらじ 容貌をばさらにも言はじ
(頭中将)今はただもう、家柄にもよるまい、容姿などなおさら問うまい。
既存の注釈を見直しながら、係り受けを頼りに、句読点のない原文の踏破をめざす。自ら考え納得したい人へ贈る源氏物語独習サイト
階級。雨夜の品定は、もともと「中の品/02-027」と発言した頭中将の言葉を、「その品々やいかに。いづれを三つの品に置きてか分くべき/02-029」と光源氏が受けたことから議論が始まっている。従って、頭中将のこの時点での結論がこの発言に集約されていると考えられる。
今はただ 品にもよらじ 容貌をばさらにも言はじ
(頭中将)今はただもう、家柄にもよるまい、容姿などなおさら問うまい。