06 末摘花11章– category –
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06 末摘花11章
いづれも返り事見え/末摘花03-08
原文 読み 意味 いづれも返り事見えず おぼつかなく心やましきに あまりうたてもあるかな さやうなる住まひする人は もの思ひ知りたるけしき はかなき木草 空のけしきにつけても とりなしなどして 心ばせ推し測らるる折々あらむこそあはれなるべ... -
06 末摘花11章
例の隔てきこえたま/末摘花03-09
原文 読み 意味 例の 隔てきこえたまはぬ心にて しかしかの返り事は見たまふや 試みにかすめたりしこそ はしたなくて止みにしか と 憂ふれば さればよ 言ひ寄りにけるをや と ほほ笑まれて いさ 見むとしも思はねばにや 見るとしもなし と... -
06 末摘花11章
君は深うしも思はぬ/末摘花03-10
原文 読み 意味 君は 深うしも思はぬことの かう情けなきを すさまじく思ひなりたまひにしかど かうこの中将の言ひありきけるを 言多く言ひなれたらむ方にぞ靡かむかし したり顔にて もとのことを思ひ放ちたらむけしきこそ 憂はしかるべけれ と... -
06 末摘花11章
おぼつかなくもて離/末摘花03-11
原文 読み 意味 おぼつかなく もて離れたる御けしきなむ いと心憂き 好き好きしき方に疑ひ寄せたまふにこそあらめ さりとも 短き心ばへつかはぬものを 人の心ののどやかなることなくて 思はずにのみあるになむ おのづからわがあやまちにもなりぬ... -
06 末摘花11章
いでやさやうにをか/末摘花03-12
原文 読み 意味 いでや さやうにをかしき方の御笠宿りには えしもやと つきなげにこそ見えはべれ ひとへにものづつみし ひき入りたる方はしも ありがたうものしたまふ人になむ と 見るありさま語りきこゆ 06040/難易度:☆☆☆ いで/や さやう/に...