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02 帚木16章
歌詠むと思へる人の/帚木11-02
原文 読み 意味 歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこそ ものしきことなれ 返しせねば情けなし えせざらむ人ははしたなからむ さるべき節会など 五月の節に急ぎ参る朝 ... -
02 帚木16章
すべて男も女も悪ろ/帚木11-01
原文 読み 意味 すべて男も女も悪ろ者は わづかに知れる方のことを残りなく見せ尽くさむと思へるこそ いとほしけれ 三史五経 道々しき方を 明らかに悟り明かさむこそ 愛敬なからめ などかは 女といはむからに 世にあることの公私につけて むげ... -
02 帚木16章
さていと久しくまか/帚木10-03
原文 読み 意味 さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方にははべらで 心やましき物越しにてなむ逢ひてはべる ふすぶるにやと をこがましくも また よきふしなりとも思ひたまふるに このさかし人... -
02 帚木16章
それはある博士のも/帚木10-02
原文 読み 意味 それは ある博士のもとに学問などしはべるとて まかり通ひしほどに 主人のむすめども多かりと聞きたまへて はかなきついでに言ひ寄りてはべりしを 親聞きつけて 盃持て出でて わが両つの途歌ふを聴けとなむ 聞こえごちはべりしか... -
02 帚木16章
式部がところにぞけ/帚木10-01
原文 読み 意味 式部がところにぞ けしきあることはあらむ すこしづつ語り申せ と責めらる 下が下の中には なでふことか 聞こし召しどころはべらむ と言へど 頭の君 まめやかに 遅し と責めたまへば 何事をとり申さむと思ひめぐらすに まだ...