こころ・心– tax –
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こころもとなくとも 心もとなくとも 02-059
離れている際に安心できない点があろうとも。この点を左馬頭に批判される。 ただひたふるに子めきて柔らかならむ人を とかくひきつくろひてはなどか見ざらむ 心もとなくとも直し所ある心地すべし (頭中将)ただもうひたすら子供子供していて従順な人を... -
こころもとなく 心もとなく こころもとなし 心もとなし 心許なし 02-055
気がかり。 容貌きたなげなく若やかなるほどの おのがじしは塵もつかじと身をもてなし 文を書けどおほどかに言選りをし 墨つきほのかに心もとなく思はせつつ またさやかにも見てしがなとすべなく待たせ わづかなる声聞くばかり言ひ寄れど 息の下にひ... -
こころにくく 心にくく こころにくし 心にくし 心憎く 心憎し 02-053
奥ゆかしい。 かならずしもわが思ふにかなはねど 見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひとまる人は ものまめやかなりと見え さて 保たるる女のためも 心にくく推し量らるるなり (左馬頭)必ずしもこちらの望みに添うのではないが、ひとたび結んだ夫... -
こころとまる 心とまる 心止まる 02-042
興味がわく。愛着がわく。 いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる (左馬頭)どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。 02-042 いかではたかかりけ -
こころえずおほせらる 心得ず仰せらる こころえずおおせらる おほす おおす 仰す 02-037
真意を得ない、ひねくれた受け取り方をなさいますねとの意味。 すべて にぎははしきによるべきななり とて 笑ひたまふを 異人の言はむやうに 心得ず仰せらると 中将憎む (光源氏)何でも富んでることを基準にすべきみたいだねと冷やかしになるので...