D:古典一般に見られる語彙– tax –
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よるべ 寄る辺 02-094
(経済的に)頼みとする相手。貴族の生活は基本的に妻の実家が支えた。 よるべとは思ひながら さうざうしくて とかく紛れはべりしを もの怨じをいたくしはべりしかば 心づきなく いとかからでおいらかならましかばと思ひつつ あまりいと許しなく疑ひ... -
とまり 止まり 留まり 02-094
浮気でなく、最終的に生涯連れ添う相手。本妻。 聞こえさせつるやうに 容貌などいとまほにもはべらざりしかば 若きほどの好き心には この人をとまりにとも思ひとどめはべらず 最前申しあげましたとおり、容貌など特に優れてもおりませんでしたので、若... -
まほ まほに まほなり 真秀 真面 02-094
すぐれている。整っている。 聞こえさせつるやうに 容貌などいとまほにもはべらざりしかば 若きほどの好き心には この人をとまりにとも思ひとどめはべらず 最前申しあげましたとおり、容貌など特に優れてもおりませんでしたので、若い時分の好き心には... -
聞こえさせつる きこえさせつる 02-094
聞き手の耳にすでにお入れした。謙譲語。最後には妻選びの条件から外す(/02062)ことになるが、頭中将が容貌を始終気にしていたのに対して、左馬頭は最初から容貌を求めていなかった。しかし、すでに耳に入れたという表現と直接関わる言葉は見出せない。 ... -
げらふ げろう 下臈 02-094
官位の低い身分。 はやう まだいと下臈にはべりし時 あはれと思ふ人はべりき ずいぶん以前、まだほんの下﨟の分際でございました時、いとしいと思う女がございました。