2021-06-04

ロゴ

「もの」は、軽蔑の対象でなく、確たる存在、不動の存在のニュアンスを帯びる。

いと忍びて見そめたりし人の 

2021-05-31

ロゴ

何ほどのものでもない。「もの」のようなどっしりとした存在感がない。

すこしうち笑ひて よろづに見立てなく

2021-05-31

ロゴ

はげしい嫉妬。「もの」は左馬頭の理解を超え、意思疎通できない感覚。

よるべとは思ひながら さうざうしくて

2021-05-28

ロゴ

真の評価の定まった名人は。物は動くことがない状態の形容。

木の道の匠のよろづの物を心にまかせて作り出だす

2021-05-28

ロゴ

「跡も定まらぬ」の反対で、定まった型がある品物。

木の道の匠のよろづの物を心にまかせて作り出だすも 臨時