かやうにてもなべて 若紫01章21
原文 読み 意味
かやうにても なべてならず もてひがみたること好みたまふ御心なれば 御耳とどまらむをや と見たてまつる
暮れかかりぬれどお 若紫01章22
原文 読み 意味
暮れかかりぬれど おこらせたまはずなりぬるにこそはあめれ はや帰らせたまひなむ とあるを 大徳 御もののけな ...
さもあることと皆人 若紫01章23
原文 読み 意味
さもあること と 皆人申す 君も かかる旅寝も慣らひたまはねば さすがにをかしくて さらば暁に とのたまふ
人なくてつれづれな 若紫02章01
原文 読み 意味
人なくて つれづれなれば 夕暮のいたう霞みたるに紛れて かの小柴垣のほどに立ち出でたまふ
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人びとは帰したまひ 若紫02章02
原文 読み 意味
人びとは帰したまひて 惟光朝臣と覗きたまへば ただこの西面にしも 仏据ゑたてまつりて行ふ 尼なりけり ...