2021-05-07

05wakamurasaki
原文 読み 意味

いみじうつつみたまへど 忍びがたき気色の漏り出づる折々 宮も さすがなる事どもを多く思し続けけり

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

かの山寺の人は よろしくなりて出でたまひにけり 京の御住処尋ねて 時々の御消息などあり

0515 ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

同じさまにのみあるも道理なるうちに この月ごろは ありしにまさる物思ひに 異事なくて過ぎゆく

0 ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

秋の末つ方 いともの心細くて嘆きたまふ 月のをかしき夜 忍びたる所にからうして思ひ立ちたまへるを 時雨めいて ...

2021-05-08

05wakamurasaki
原文 読み 意味

おはする所は六条京極わたりにて 内裏よりなれば すこしほど遠き心地するに 荒れたる家の木立いともの古りて木暗 ...