け疎き客人などの参 若紫15章10
原文 読み 意味
け疎き客人などの参る折節の方なりければ 男どもぞ御簾の外にありける
05248/難易度:☆☆☆
けうとき/まらうと/など/の/まゐる/をりふし/の/かた/なり/けれ/ば をとこ-ども/ぞ/みす/の/と/に/あり/ける
疎遠にしている来訪者などが参上する折り節に使用するところであったので、男たちが御簾の外に詰めていた。
け疎き客人などの参る折節の方なりければ 男どもぞ御簾の外にありける
大構造と係り受け
古語探訪
け疎き 05248
疎遠で、遠ざけたいという積極的意志の働く客である。