かの山寺の人はよろ 若紫10章01
原文 読み 意味
かの山寺の人は よろしくなりて出でたまひにけり 京の御住処尋ねて 時々の御消息などあり
05157/難易度:☆☆☆
かの/やまでら/の/ひと/は よろしく/なり/て/いで/たまひ/に/けり きやう/の/おほむ-すみか/たづね/て ときどき/の/おほむ-せうそこ/など/あり
あの山寺の尼君は、いくらかよくなって山をお出になった。君は京都のお住まいを尋ねて、時々お便りをおやりになった。
かの山寺の人は よろしくなりて出でたまひにけり 京の御住処尋ねて 時々の御消息などあり