またの日御文たてま 若紫08章01
原文 読み 意味
またの日 御文たてまつれたまへり 僧都にもほのめかしたまふべし
05121/難易度:☆☆☆
またのひ おほむ-ふみ/たてまつれ/たまへ/り そうづ/に/も/ほのめかし/たまふ/べし
次の日、北山へお手紙を差し上げになった。僧都にもお気持ちをほのめかされているようである。
またの日 御文たてまつれたまへり 僧都にもほのめかしたまふべし
大構造と係り受け
古語探訪
またの日 05121
次の日。北山から戻った日は、内裏に参内し、そのあと左大臣の勧めで葵のもとで休み、夫婦間のいざこざがあったが、その翌日。
御文 05121
僧都用、尼君用、それに小さい結び文である紫用があったらしい。