幼心地にもさすがに 若紫02章15
原文 読み 意味
幼心地にも さすがにうちまもりて 伏目になりてうつぶしたるに こぼれかかりたる髪 つやつやとめでたう見ゆ
05038/難易度:☆☆☆
をさなごこち/に/も さすが/に/うち-まもり/て ふしめ/に/なり/て/うつぶし/たる/に こぼれ/かかり/たる/かみ つやつや/と/めでたう/みゆ
幼心地にもさすがに、尼君のことをじっと見つめ、伏し目になってうつむいたところ、こぼれかかった髪はつややかで見事である。
幼心地にも さすがにうちまもりて 伏目になりてうつぶしたるに こぼれかかりたる髪 つやつやとめでたう見ゆ