君の御もとよりは惟 若紫13章09
原文 読み 意味
君の御もとよりは 惟光をたてまつれたまへり 参り来べきを 内裏より召あればなむ 心苦しう見たてまつりしも し ...
あぢきなうもあるか 若紫13章10
原文 読み 意味
あぢきなうもあるかな 戯れにても もののはじめにこの御ことよ 宮聞こし召しつけば さぶらふ人びとのおろかなる ...
少納言は惟光にあは 若紫13章11
原文 読み 意味
少納言は 惟光にあはれなる物語どもして あり経て後や さるべき御宿世 逃れきこえたまはぬやうもあらむ ただ今 ...
参りてありさまなど 若紫13章12
原文 読み 意味
参りて ありさまなど聞こえければ あはれに思しやらるれど さて通ひたまはむも さすがにすずろなる心地して 軽 ...
御文はたびたびたて 若紫13章13
原文 読み 意味
御文はたびたびたてまつれたまふ 暮るれば 例の大夫をぞたてまつれたまふ 障はる事どものありて え参り来ぬを ...