2021-05-13

05wakamurasaki
原文 読み 意味

 優曇華の花待ち得たる心地して深山桜に目こそ移らね
と聞こえたまへば ほほゑみて 時ありて 一度開く ...

2021-05-13

05wakamurasaki
原文 読み 意味

聖 御土器賜はりて
 奥山の松のとぼそをまれに開けてまだ見ぬ花の顔を見るかな
と うち泣きて ...

2021-05-04

05wakamurasaki
原文 読み 意味

聖 御まもりに 独鈷たてまつる 見たまひて 僧都 聖徳太子の百済より得たまへりける金剛子の数珠の 玉の装束し ...

2021-05-04

05wakamurasaki
原文 読み 意味

君 聖よりはじめ 読経しつる法師の布施ども まうけの物ども さまざまに取りにつかはしたりければ そのわたりの ...

2021-05-04

05wakamurasaki
原文 読み 意味

内に僧都入りたまひて かの聞こえたまひしこと まねびきこえたまへど ともかくも ただ今は 聞こえむかたなし  ...