惟光とく参らなむと 夕顔07章20
原文 読み 意味
惟光 とく参らなむ と思す ありか定めぬ者にて ここかしこ尋ねけるほどに 夜の明くるほどの久しさは 千夜を過 ...
からうして鶏の声は 夕顔07章21
原文 読み 意味
からうして 鶏の声はるかに聞こゆるに 命をかけて 何の契りに かかる目を見るらむ 我が心ながら かかる筋に ...
からうして惟光朝臣 夕顔08章01
原文 読み 意味
からうして 惟光朝臣参れり 夜中 暁といはず 御心に従へる者の 今宵しもさぶらはで 召しにさへおこたりつるを ...
右近大夫のけはひ聞 夕顔08章02
原文 読み 意味
右近 大夫のけはひ聞くに 初めよりのこと うち思ひ出でられて泣くを 君もえ堪へたまはで 我一人さかしがり抱き ...
ややためらひてここ 夕顔08章03
原文 読み 意味
ややためらひて ここに いとあやしきことのあるを あさましと言ふにもあまりてなむある かかるとみの事には 誦 ...