04 夕顔15章

原文　読み　意味

内裏に　いかに求めさせたまふらむを　いづこに尋ぬらむ　と　思しやりて　かつは　あやしの心や　六条わたりにも　 ...

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宵過ぐるほど　すこし寝入りたまへるに　御枕上に　いとをかしげなる女ゐて　己がいとめでたしと見たてまつるをば　 ...

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物に襲はるる心地して　おどろきたまへれば　火も消えにけり　うたて思さるれば　太刀を引き抜きて　うち置きたまひ ...

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渡殿なる宿直人起こして　紙燭さして参れと言へ　とのたまへば　いかでかまからむ　暗うて　と言へば　あな　若々し ...

原文　読み　意味

人え聞きつけで参らぬに　この女君　いみじくわななきまどひて　いかさまにせむと思へり　汗もしとどになりて　我か ...