夜更けぬとて侍従ぞ 末摘花06章10
原文 読み 意味
夜更けぬ とて 侍従ぞ 例の教へきこゆる
晴れぬ夜の月待つ里を思ひやれ同じ心に眺めせずとも ...
口々に責められて紫 末摘花06章11
原文 読み 意味
口々に責められて 紫の紙の 年経にければ灰おくれ古めいたるに 手はさすがに文字強う 中さだの筋にて 上下等し ...
見るかひなううち置 末摘花06章12
原文 読み 意味
見るかひなううち置きたまふ
06083/難易度:☆☆☆
みる/かひ/なう/うち-おき ...
いかに思ふらむと思 末摘花06章13
原文 読み 意味
いかに思ふらむと思ひやるも 安からず かかることを 悔しなどは言ふにやあらむ さりとていかがはせむ 我は さ ...
大臣夜に入りてまか 末摘花06章14
原文 読み 意味
大臣 夜に入りてまかでたまふに 引かれたてまつりて 大殿におはしましぬ 行幸のことを興ありと思ほして 君たち ...