瘧病みにわづらひた 末摘花03章14
原文 読み 意味
瘧病みにわづらひたまひ 人知れぬもの思ひの紛れも 御心のいとまなきやうにて 春夏過ぎぬ
06042/難易度:☆☆☆
わらはやみ/に/わづらひ/たまひ ひと/しれ/ぬ/もの-おもひ/の/まぎれ/も みこころ/の/いとま/なき/やう/にて はる/なつ/すぎ/ぬ
瘧病みに苦しみ、人知れぬもの思いのまぎれで、御心の休まる暇なく、春も夏も過ぎた。
瘧病みにわづらひたまひ 人知れぬもの思ひの紛れも 御心のいとまなきやうにて 春夏過ぎぬ
大構造と係り受け
古語探訪
人知れぬもの思ひ 06042
藤壺との関係。