ありさま聞こえてい 末摘花06章20
原文 読み 意味
ありさま聞こえて いとかう もて離れたる御心ばへは 見たまふる人さへ 心苦しくなど 泣きぬばかり思へり
心にくくもてなして 末摘花06章21
原文 読み 意味
心にくくもてなして止みなむと思へりしことを くたいてける 心もなくこの人の思ふらむ をさへ思す
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正身のものは言はで 末摘花06章22
原文 読み 意味
正身の ものは言はで 思しうづもれたまふらむさま 思ひやりたまふも いとほしければ いとまなきほどぞや わり ...
我もうち笑まるる心 末摘花06章23
原文 読み 意味
我もうち笑まるる心地して わりなの 人に恨みられたまふ御齢や 思ひやり少なう 御心のままならむも ことわり ...
この御いそぎのほど 末摘花06章24
原文 読み 意味
この御いそぎのほど過ぐしてぞ 時々おはしける
06095/難易度:☆☆☆
この/おほ ...