06 末摘花11章– category –
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06 末摘花11章
思へどもなほ飽かざ/末摘花01-01
原文 読み 意味 思へどもなほ飽かざりし夕顔の露に後れし心地を 年月経れど 思し忘れず ここもかしこも うちとけぬ限りの 気色ばみ心深きかたの御いどましさに け近くうちとけたりしあはれに 似るものなう恋しく思ほえたまふ 06001/難易度:☆☆☆ ... -
06 末摘花11章
いかでことことしき/末摘花01-02
原文 読み 意味 いかで ことことしきおぼえはなく いとらうたげならむ人の つつましきことなからむ 見つけてしがなと こりずまに思しわたれば すこしゆゑづきて聞こゆるわたりは 御耳とどめたまはぬ隈なきに さてもやと 思し寄るばかりのけはひ... -
06 末摘花11章
つれなう心強きはた/末摘花01-03
原文 読み 意味 つれなう心強きは たとしへなう情けおくるるまめやかさなど あまりもののほど知らぬやうに さてしも過ぐしはてず 名残なくくづほれて なほなほしき方に定まりなどするもあれば のたまひさしつるも多かりける 06003/難易度:☆☆☆ つ... -
06 末摘花11章
かの空蝉をものの折/末摘花01-04
原文 読み 意味 かの空蝉を ものの折々には ねたう思し出づ 荻の葉も さりぬべき風のたよりある時は おどろかしたまふ折もあるべし 火影の乱れたりしさまは またさやうにても見まほしく思す おほかた 名残なきもの忘れをぞ えしたまはざりける... -
06 末摘花11章
左衛門の乳母とて大/末摘花02-01
原文 読み 意味 左衛門の乳母とて 大弐のさしつぎに思いたるが女 大輔の命婦とて 内裏にさぶらふ わかむどほりの兵部大輔なる女なりけり いといたう色好める若人にてありけるを 君も召し使ひなどしたまふ 06005/難易度:☆☆☆ さゑもんのめのと/と...