らうらうじうかどめ 末摘花03章13
原文 読み 意味
らうらうじう かどめきたる心はなきなめり いと子めかしうおほどかならむこそ らうたくはあるべけれ と思し忘れず のたまふ
06041/難易度:☆☆☆
らうらうじう かどめき/たる/こころ/は/なき/な/めり いと/こめかしう/おほどか/なら/む/こそ らうたく/は/ある/べけれ と/おぼし/わすれ/ず のたまふ
「物慣れて才走った性質はないらしいね。とても子供っぽいくらいおっとりしているのが、世話してやりたいとは思うのだろうが」と、夕顔のことを忘れずお話になる。
らうらうじう かどめきたる心はなきなめり いと子めかしうおほどかならむこそ らうたくはあるべけれ と思し忘れず のたまふ
大構造と係り受け
古語探訪
らうらうじう 06041
年長けて物慣れた感じ。