母は筑前守の妻にて 末摘花02章02
原文 読み 意味
母は筑前守の妻にて 下りにければ 父君のもとを里にて行き通ふ
06006/難易度:☆☆☆
はは/は/ちくぜんのかみ/の/め/にて くだり/に/けれ/ば ちちぎみ/の/もと/を/さと/にて/ゆき/かよふ
母は今は筑前守の妻になって、任地に下っていたので、娘は父君のもとを里家にして宮中に出入りしている。
母は筑前守の妻にて 下りにければ 父君のもとを里にて行き通ふ
大構造と係り受け
古語探訪
母は筑前守の妻にて 06006
母である左衛門の乳母は再婚して、筑前守の妻になっている。