2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

火近う灯したり 母屋の中柱に側める人やわが心かくると まづ目とどめたまへば 濃き綾の単衣襲なめり 何にかあら ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

いま一人は 東向きにて 残るところなく見ゆ 白き羅の単衣襲 二藍の小袿だつもの ないがしろに着なして 紅の腰 ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

たとしへなく口おほひて さやかにも見せねど 目をしつけたまへれば おのづから側目も見ゆ 目すこし腫れたる心地 ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

にぎははしう愛敬づきをかしげなるを いよいよほこりかにうちとけて 笑ひなどそぼるれば にほひ多く見えて さる ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

見たまふかぎりの人は うちとけたる世なく ひきつくろひ側めたるうはべをのみこそ見たまへ かくうちとけたる人の ...