2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

寝られたまはぬままには 我はかく人に憎まれてもならはぬを 今宵なむ初めて 憂しと世を思ひ知りぬれば 恥づかし ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

女も 並々ならずかたはらいたしと思ふに 御消息も絶えてなし 思し懲りにけると思ふにも やがてつれなくて止みた ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

君は心づきなしと思しながら かくてはえ止むまじう御心にかかり 人悪ろく思ほしわびて 小君に いとつらうも う ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

幼き心地に いかならむ折と待ちわたるに 紀伊守国に下りなどして 女どちのどやかなる夕闇の道たどたどしげなる紛 ...

2021-03-31

03utsusemi
原文 読み 意味

東の妻戸に 立てたてまつりて 我は南の隅の間より 格子叩きののしりて入りぬ 御達 あらはなりと言ふなり なぞ ...