あさまつりごと 朝政 01-102
朝廷の公務。古来の帝王の意識では、朝の未明に百官が大極殿に集い、帝は南面して報告を聞き、決裁をすませることが帝の政務である。 ...
おぼしけち 思し消ち おぼしけつ 思し消つ 01-097
帝のお悲しみを軽視する。帝を無視するという解釈は行き過ぎであろう。桐壺にまつわる部分を否定するのである。
かなはざりけるいのちのほど かなはざりける命のほど かなわざりける命のほど 01-094
桐壺更衣の歌と言葉「いかまほしきは命なりけり、いとかく思ひたまへましかば/01-031」を受ける。
帝と桐壺更衣の悲 ...
たいえきのふようびあうのやなぎもげにかよひたりしかたちを 大液芙蓉未央柳もげに通ひたりし容貌を 大液芙蓉未央柳もげに通いたりし容貌を 01-093
長恨歌の次の「大液芙蓉未央柳、芙蓉如面柳如眉」を受ける。長恨歌の詩句にある通り、大液池の芙蓉や未央宮の柳は、なるほど楊貴妃の ...
にほひ におい 匂ひ 匂い 01-092
周囲に発散する魅力。匂いに限らない。うるおい、質感などを言うのであろう。
絵に描ける楊貴妃の容貌は いみ