命長さのいとつらう 桐壺05章14
原文 読み 意味
命長さのいとつらう思うたまへ知らるるに 松の思はむことだに恥づかしう思うたまへはべれば 百敷に行きかひはべら ...
野分立ちてにはかに 桐壺05章01
原文 読み 意味
野分立ちてにはかに肌寒き夕暮のほど 常よりも思し出づること多くて 靫負命婦といふを遣はす
010 ...
ほど経るままにせむ 桐壺04章12
原文 読み 意味
ほど経るままに せむ方なう悲しう思さるるに 御方がたの御宿直なども絶えてしたまはず ただ涙にひちて明かし暮ら ...
御子はかくてもいと 桐壺04章01
原文 読み 意味
御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど かかるほどにさぶらひたまふ例 なきことなれば まかでたまひなむとす
限りあればさのみも 桐壺03章04
原文 読み 意味
限りあれば さのみもえ留めさせたまはず 御覧じだに送らぬおぼつかなさを言ふ方なく思ほさる
010 ...