風の音虫の音につけ 桐壺07章15
原文 読み 意味
風の音虫の音につけて もののみ悲しう思さるるに 弘徽殿には久しく上の御局にも参う上りたまはず 月のおもしろき ...
朝夕の言種に翼をな 桐壺07章14
原文 読み 意味
朝夕の言種に 翼をならべ 枝を交はさむ と契らせたまひしに かなはざりける命のほどぞ 尽きせず恨めしき
いとかうしも見えじ 桐壺07章07
原文 読み 意味
いとかうしも見えじと思し静むれど さらにえ忍びあへさせたまはず 御覧じ初めし年月のことさへかき集め よろづに ...
このごろ明け暮れ御 桐壺07章03
原文 読み 意味
このごろ明け暮れ御覧ずる長恨歌の御絵 亭子院の描かせたまひて 伊勢貫之に詠ませたまへる 大和言の葉をも 唐土 ...
命婦はまだ大殿籠も 桐壺07章01
原文 読み 意味
命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる
01081/難易度:☆☆☆