かかる折にもあるま 桐壺03章03
原文 読み 意味
かかる折にも あるまじき恥もこそと心づかひして 御子をば留めたてまつりて 忍びてぞ出でたまふ
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年ごろ常の篤しさに 桐壺03章02
原文 読み 意味
年ごろ常の篤しさになりたまへれば 御目馴れてなほしばしこころみよとのみのたまはするに 日々に重りたまひて た ...
その年の夏御息所は 桐壺03章01
原文 読み 意味
その年の夏 御息所はかなき心地にわづらひて まかでなむとしたまふを 暇さらに許させたまはず
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ものの心知りたまふ 桐壺02章17
原文 読み 意味
ものの心知りたまふ人は かかる人も世に出でおはするものなりけりと あさましきまで目をおどろかしたまふ ...
またある時にはえ避 桐壺02章12
原文 読み 意味
またある時には え避らぬ馬道の戸を鎖しこめ こなたかなた心を合はせて はしたなめわづらはせたまふ時も多かり