★☆☆:語義の洗い直しから– tag –
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05 若紫16章
はるかに霞みわたり/若紫01-10
原文 読み 意味 はるかに霞みわたりて 四方の梢そこはかとなう煙りわたれるほど 絵にいとよくも似たるかな かかる所に住む人 心に思ひ残すことはあらじかし とのたまへば これは いと浅くはべり 人の国などにはべる海 山のありさまなどを御覧ぜ... -
02 帚木16章
守出で来て灯籠掛け/帚木12-04
原文 読み 意味 守出で来て 灯籠掛け添へ 灯明くかかげなどして 御くだものばかり参れり とばり帳も いかにぞは さる方の心もとなくては めざましき饗応ならむ とのたまへば 何よけむとも えうけたまはらず と かしこまりてさぶらふ 端つ方... -
02 帚木16章
人びと渡殿より出で/帚木12-03
原文 読み 意味 人びと 渡殿より出でたる泉にのぞきゐて 酒呑む 主人も肴求むと こゆるぎのいそぎありくほど 君はのどやかに眺めたまひて かの 中の品に取り出でて言ひし この並ならむかしと思し出づ 思ひ上がれる気色に聞きおきたまへる女なれ... -
02 帚木16章
それはある博士のも/帚木10-02
原文 読み 意味 それは ある博士のもとに学問などしはべるとて まかり通ひしほどに 主人のむすめども多かりと聞きたまへて はかなきついでに言ひ寄りてはべりしを 親聞きつけて 盃持て出でて わが両つの途歌ふを聴けとなむ 聞こえごちはべりしか... -
02 帚木16章
菊を折りて琴の音も/帚木08-04
原文 読み 意味 菊を折りて 琴の音も月もえならぬ宿ながらつれなき人をひきやとめける悪ろかめりなど言ひて 今ひと声 聞きはやすべき人のある時 手な残いたまひそなど いたくあざれかかれば 女いたう声つくろひて 木枯に吹きあはすめる笛の音をひ...