かしこきみこころに かしこき御心に 賢き御心に 01-125
「かしこし」は、神意 霊力に対する畏敬の念を表し、そのような能力をもつ人にも使う。これまで光の君を親王にせず来たこと、そして ...
いかなることにか 如何なることにか 01-124
国を代表して使節と会したと受け取られてもおかしくない。そうなると、東宮をすげ替える密談でもしているのかという疑念が生まれる。 ...
ことひろごり 事広ごり ことひろごる 事広ごる 01-124
光の君が高麗の使節の一行と密かに会い、将来を占わせた上で、漢詩のやりとりをして、宮中から多くの贈り物をしたことが広く知れ渡っ ...
おほやけよりも 朝廷よりも おおやけよりも 01-124
右大弁の子のつくった漢詩が上手く、異国の使者から贈り物をもらったからといって、朝廷が公に返礼するのは度を越している。その不自 ...
さう 相 そう 見る 見 みる み 01-121
光源氏の生涯に関わる重要な卜占である。これまでの解釈は、「相」と「見(見立て)」との区別に混乱がある。「相」はあくまで若宮の ...