みこころばへありておどろかせたまふ 御心ばへありておどろかせたまふ みこころばえありておどろかせたまう 御心ばえありておどろかせたまう 01-159
「おどろかす」は気づかせる、注意を喚起するの意味。注意する内容は、注意を受ける側にとって、予期していなかったことでなければな ...
けしきばみきこえたまふ 気色ばみきこえたまふ 気色ばみ聞こえたまふ けしきばみきこえたまう 気色ばみきこえたまう 気色ばみ聞こえたまう 01-156
「きこえ」は「気色ばむ」の補助動詞とし、それとなくほのめかすほどの意味と解釈されている。しかし、左大臣にとって光源氏を婿にと ...
おぼしわづらふ 思しわづらふ 思し煩ふ おぼしわずらう 思しわずらう 思し煩う 01-153
思い悩む。すぐ後に、「この君に奉らむの御心なりけり」と説明される。娘の結婚相手として、東宮よりも光源氏を選んだ根拠はなんだろ ...
こころくるしげなる 心苦しげなる こころくるしげなり 心苦しげなり 01-149
若宮が帝の目には気の毒に見えた。「心苦し」は相手の立ち場を思って居たたまれなくなる見る側の感情。どうして髪を削ぐことが気の毒 ...
かぎりあることにことをそへ 限りある事に事を添へ かぎりあることにことをそえ 限りある事に事を添え かぎりあることにことをそふ 限りある事に事を添ふ 01-142
通例規則以上のことをすると注されているが、規則を超えてではなく、規則どおりの儀式に、規則にないがその身分内でできることを加え ...