ものまめやか ものまめやかなり 02-063
「常はすこしそばそばしく心づきなき人の、をりふしにつけて出でばえするやうもありかし/02-061」とある左馬頭の意見を取り入 ...
ねぢけがましき ねぢけがまし ねじけがましき ねじけがまし 02-063
性格がねじれていること。頭中将の前言「ただひたふるに子めきて柔らかならむ人/02-059」を左馬頭との議論から否定。積極的基 ...
かたちをばさらにもいはじ 容貌をばさらにも言はじ かたちをばさらにもいわじ 容貌をばさらにも言わじ 02-062
左馬頭との議論の末に、自身の前言「容貌きたなげなく、若やかなるほどの、おのがじしは塵もつかじと身をもてなし/02-055」を ...
をかしきにすすめるかた をかしきにすすめる方 をかし すすむ 02-057
風流気取り。「あくまでさればみ好きたるは、さても見る限りはをかしくもありぬべし、時々にても、さる所にて忘れぬよすがと思ひたま ...
はかなきついでのなさけあり はかなきついでの情けあり はかなし ついで なさけ なさけあり 情けあり 02-057
真心からでなくその折々の感情。「まして人の心の、時にあたりて気色ばめらむ見る目の情けをば、え頼むまじく思うたまへ得てはべる/ ...